楽天カードさんとは?
どんなカードを発行しているの?
カードのメリットは?
しかし、楽天市場で利用した場合にはもともとの100円ごとの1ポイントとクレジットカード利用の100円ごとの1ポイントの2倍状態に上乗せして、カード利用特典ポイントとして100円ごとに2ポイント付与するという、結果として100円ごとに4ポイントつく大盤振る舞いをしてくれます。この時点で単純に年会費などを考慮せずに還元率が 4%と、ポイント制度として異例の高還元率を誇るカードと言えます。
この他に、最近見かけるようになった街の中のポイント加盟店(ガソリンスタンドや、エステ、紳士服など)でカード利用すると最大で 3倍、ということは 100円ごとに3ポイントが最大付与される、ということです。還元率が 3%ですか、凄すぎます。
なお、年会費なのですが、
4%とか3%とかで
考えても十分でしょう。
この他に電子マネーである楽天Edy が搭載されているのでトップアップすればそれでコンビニなどの小額の買い物もできる上に200円のEdy の利用ごとに1ポイントが付与されます。とことん、ポイントに還元してくれますね。
マイレージでどこまでお得感が出る?
さて、楽天プレミアム・カードで計算したらすごいことになったので、こちらの一般カードで最大4%の還元率をマイレージサービスに当てようとするとどうなるか見てみたいと思います。
国内旅行の場合
国内旅行の目標は12,000マイルでした。楽天ポイントは 2ポイントでANA 1マイルと交換できましたので、12,000マイルの為には 24,000ポイントが必要、でしたね。これが4%の還元率を誇る
24,000 / 4 x 100 = 600,000 円
ですね。これに、いつものマイル換算時の還元率の公式を当てはめると。。。
48,580 / 600,000 x 100 = 8.10%
って、ちょっと通常の還元率を考えてみるとよすぎじゃないか?と思うものの、楽天市場で24,000円の価値がマイルに置き換えたら 48,580円になるのですから、お得感が当然に高まりますよね。8%という数字は楽天市場で買い物をしまくったら、という前提ですが、悪くはないのでしょうね。
海外旅行の場合
同じようにいきましょう。60,000マイルが必要ですので120,000ポイントが必要でしたが、
120,000 / 4 X 100 = 3,000,000円
ですね。同じく海外旅行の公式に当てはめると。。。
443,120 / 3,000,000 x 100 = 14.77%
現実に年間で300万円を楽天市場で買い物をするかどうか、は、さておいたとしても、その前提でここまで高い還元率になるとは充分驚きです。
楽天カードに死角はないの?
ANAとの提携カードはありますが、ポイント制度の異様なまでの高還元率を見るとどうしても見劣りするのは否めません。ポイントとマイルの選択が可能なものの、マイルコースですと、200円ごとに1マイルの付与、ということですので、国内旅行の12,000マイルを目指すには普通に買い物をするならば240万円の利用が必要となるので、年会費を考慮に入れないと
48,580 / 2,400,000 x 100 = 2.02%
と、単純にポイントより還元率が悪く見えてしまいます。とはいうものの、世の中のマイレージカードも、(ゴールドやプラチナではない)一般カードではカード利用 200円ごとに1マイルになってきているため、同種のカードと比べれば遜色もないですし、実は年会費も初年度無料、2年目以降も前年度に一回でもカードを利用したら無料、仮に利用しなかったとしても、年額 500円に消費税を乗せたもの、ですのでそれでも十分かもしれません。
そう考えると、相対的な議論になりますが、楽天市場以外での買い物の時にはどうしても普通なカード、と言わざるを得ないかもしれません。
まとめ
改めて調べて感じたのは、
クレジットカード比較用指標
- ポイント還元率: 通常 1% (楽天市場での利用ので最大 4%)
- マイレージ還元率:国内旅行: 通常 2.02% (楽天市場での利用ので最大 8.10%)
- マイレージ還元率:海外旅行 : 通常 443,120 / 12,000,000 x 100 = 3.69% (楽天市場での利用ので最大 14.77%)