プロパーカードと提携カード: クレジットカードの種類を分けて基本的な攻略法を押さえると

プロパーカードと提携カード どっちを選ぶべきなのか。。。
プロパーカードと提携カード どっちを選ぶべきなのか。。。
プロパーカードと提携カード
どっちを選ぶべきなのか。。。

クレジットカードの関係者をまとめたところで、もう一つクリアーにしておいた方がよいことがありました。それは、提携先の発行する、いわゆる「提携カード」が世の中にたくさんある中で、そうではない、いわゆる「プロパーカード」と呼ばれるクレジットカードが存在する、ということです。

同じクレジットカードなのに、なぜこんな違いがあるのでしょう。

この二つのカードの性質を押さえないと、実は攻略方法の方向性が全く違う方向に進んでしまいますので、ここではその二つの性質の違いを確認し、大まかではあるものの、攻略法の違いについても押さえておきたいと思います。

プロパーカードとは?

プロパーカードとは、「広義でいうならば」クレジットカード会社、もし関係者の説明で使った言葉を使うならばイシュアーがその名義で発行するカード、を指します。ですので、例えば三井住友カードさんはイシュアーですが、その発行する三井住友VISAクラシックカード三井住友VISAゴールドカードがプロパーカードと分類されるカードになります。また、楽天カードさんもその意味ではプロパーカードに入ることになります。

ただ、クレジットカードの世界で狭義の「プロパーカード」に該当するものは、実はかなり幅が狭められます。それは

ブランド・ホルダーの発行するクレジットカード

なのです。関係者の説明のところでも書いたのですが、ブランド・ホルダーとは、Visa、MasterCard、Diners、American Express そして JCB の5社だけでしたが、実際にクレジットカードを発行しているのは後ろの3社である Diners 、 American Express そして JCB ですので、これらの発行する自社ブランドのカードが狭義の意味での「プロパーカード」、ということになります。

提携カードとは?

狭義の「プロパーカード」に対して、提携カードの定義はものすごく広くて「プロパーカード以外」になります。ですので、Visa や MasterCard のロゴが入ったカードは、どこが発行しても提携カードになります。確かにブランド供給してもらって発行していますから提携している、ということにはなりますよね。

でも、これではちょっと幅が広すぎますので、「広義の」プロパーカードに対して、の提携カードの話が一般的ですのでそれを見てみましょう。この場合、イシュアーさんと提携してクレジットカードの発行や入会・審査、入金などの面倒を見てもらうことで自社のブランドのクレジットカードを発行していく形のクレジットカードを提携カードと言います。例えば、リクルート・カードさんは、自社グループのサービス提供とそのポイントシステムを持っていてそのクレジットカードを発行していますが、実際のイシュアーさんは実は三菱UFJ ニコスカードさんとJCB さんですので、これは提携カードだということが分かります。

プロパーカードと提携カードのクレジットカードとしての違いとは?

 クレジットカードなんて どれも一緒に見えるけど。。。

クレジットカードなんて
どれも一緒に見えるけど。。。

二つのカードの種類の違いが、ある意味「誰が」「どのブランド」で発行したか、という違いでしかない、と纏めることが出来そうですが、では、クレジットカードとしてこの二つに違いがあるのか、という疑問が出てきます。

実際のところ、加盟店さんでクレジットカードを提示したり、オンラインショッピングの時にクレジットカード番号を入力して買い物をする、という本来の目的を果たす、と言う意味では、この二つに違いは全くありません。ある意味、クレジットカードの本来の機能はプロパーカードが軸となって、その他の付加的サービスや機能として提携先からの様々なサービスが付加されているのが提携カード、と整理されるとわかりやすいかもしれません。
例えば、プロパーカードであれば、クレジットカードの本来の機能の拡充、と言う意味で、基本となる一般カードに対して、利用枠を増やした「ゴールドカード」の発行、さらには世の中で言われる「ブラック・カード」と呼ばれるカードの発行を通じてのステータスの提供、高額利用のための利便性を図るための専用のトラベルデスクや旅行保険の拡充といった、クレジットカードの利用を通じての生活の豊かさをサポートすることに力を入れています。(実は、こうやって高額利用しがちな旅行やエンターテインメントが充実しているカードを Travel and Entertainment card – T&E というカテゴリーでまとめることもあるのです。)
それに対して、提携カードは、会員特典となる買い物ごとのポイントシステムの拡充や、会員ランクのようなシステムの導入、不定期・定期問わず特別セールなどの告知、といったより提携先での買い物の促進を重視する方向にあるのです。
これらを踏まえると、この二つのカードの方向性を考えた下記のそれぞれの攻略法を検討し、実際に実行することになります。

プロパーカードの攻略法とは?

プロパーカードの真骨頂は「ステータス」。いわば、「ゴールドカード」や「ブラックカード」を如何にして手に入れ、その付帯サービスをエンジョイするか、が目指すところになります。

なぜか。それはプロパーカードの最大のボトルネックである高額の「年会費」の存在があるのです。一般カードでも、年額 2,000円程度、ゴールドカードで 10,000 – 15,000円、ものによっては3万円近くします。

狭義のプロパーカードの世界に絞って話をしましょう。
アメリカンエキスプレスの場合、ブラックカードの手前のアメリカンエキスプレスのプラチナム・カードで 13万円、ブラックカードと言われるセンチュリオンカードは 35万円の年会費が掛ります。
ダイナースでも、そもそもダイナースカード自体がゴールドカード扱いとされていて、22,000円、ブラックカード相当のプレミアムカードも年会費が 10万円(発行がシティバンクから三井住友信託傘下の三井住友トラストクラブに代わったことから 5万円に下がったと言われています)です。
JCB さんですと、ゴールドカードで1万円、その上の招待制カードで、年間100万円以上ゴールドカードで買い物をした人だけが招待される「ザ・プレミア」で15,000円、そして最上級の「ザ・クラス」が5万円、ということです(以上、金額については消費税別)。

当然、このようなカードになれば、一般カードでは200円に1ポイント、というものも100円に1ポイント、と優遇レートの適用はされたり、カードの年度更新ごとにボーナスポイントの付与、というのもあるのですが、それらがポイント還元率やマイレージの還元率をどれだけ手助けするか簡単には計算できないほどの高額な年会費がある、とは言わざるを得ないでしょう。

と言いつつも、その付帯サービスはポイントの還元以上に力が入っているのが海外や国内の旅行のための、十分な保障内容の旅行保険への自動加入や、高級ホテル無料宿泊券、国際的なホテルチェーンに年間数十泊以上しないと手に入らない上級会員への招待、予約が困難な高級レストランでのテーブルの予約や提携先レストランでの食事の際の一人分無料サービスなどなど、その付帯サービスが不必要なまでに充実しているのは間違いありません。

従って、この年会費を払って得られる付加価値に満足できるか、というのはその人の付加価値の利用頻度であったり、費用対効果への満足度であったり、と還元率のような計算では測れない部分にもなります。実際、管理人も毎年このステータスシンボルとその費用対効果を考えて、ランクを下げようか、それとも上げてメリットを増やして使い尽くすべく招待の交渉するか、考えています(笑)

提携カードの攻略法とは?

提携カードの一番のメリットは、提携先でのお買い物の時に発揮されます。とすると、そのカードをもって使い込むかどうかは、そのお店にどれだけ通うか、ということになります。その時、プロパーカードとの大きな違いとしては、航空会社のマイレージサービスなど一部を除けば大抵の提携カードは年会費無料、ですので、あとは如何に還元率の高いカードをもって使い込めるか、そのためにそのお店を生活に組み込めるか、が勝負になってきます。
そこで、生活に密着したお店というのが選ばれやすくなります。
例えば、鉄道。自分の生活圏にあるJR系や私鉄などが選びやすいですし、還元しやすいでしょう。
例えば、携帯電話。毎月の携帯電話やスマホの利用料金も生活費の中では思った以上に高額ですのでこれをポイント還元する、電話料金の支払いの一部に充てることというのもメリットになるでしょう。
例えば、ポイントサービス。楽天ポイントやTポイント、nanacoといった、コンビニやネット通販などの生活に組み込まれたポイントシステムも還元しやすさがメリットになっていくでしょう。

まとめ

さて、実はクレジットカードを選んで使うのに、大きく二つの分かれ道があることを提示させていただきました。あなたは実利をどこまで追求しますか?それともステータスや豊かさをサポートすることに充実感を得たいと思いますか?
そこを今一度見直したうえであなたにあった攻略法を一緒に考えていきましょう!

楽天プレミアムカードと楽天カード、どっちがお得なの?楽天カードの攻略はガチモードに

前回の楽天カードの記事楽天カードさんの攻略法ということで、一般カードの特性を見ていきましたが、今回は楽天カードさんの最上級カードである楽天プレミアムカードにスポットを当てて、どれだけプレミアムでお得感があるのか徹底して調査して、プレミアムがいいのか、一般カードがいいのか、比較して見たいと思います。

楽天プレミアムカードとは?

楽天カードさんの発行するカードの中で「ワンランク上のカード」と表現されていますが、ウェブサイトを見る限りでは最上級のカードなのがこの楽天プレミアムカードです。

どんなカードを発行しているの?

見た目は、一般カードがシルバーや女性用のピンク、そしてヴェッセルのチームカラーである赤、とは当然に一線を画した、ゴールド。これで世の中的にもワンランク上のゴールドカードという扱いになるのでしょう。ただ、一番気になるのは、見た目ではなく、そのカードの実力というべき、メリットですよね。

カードのメリットは?

楽天カードさんの一般カードは通常に使っても、100円ごとに1ポイントが付与され、その1ポイントが楽天市場での買い物の時に1円相当として使えることと同時に、このカードを楽天市場で使うと、100円ごとに4ポイントが加算されるというポイント制度での還元率の高さがオンラインショッピングなどへの誘導をさらに進める要因になっています。

これが、楽天プレミアムカードになると、更に100円ごとに1ポイント付与されますので、一般カードで100円に対して4ポイントであったものが、100円に対して5ポイント付与される、という大盤振る舞いもここまで来るのか、という還元です。

さらに、カードを持つことで、「楽天市場コース」、「トラベルコース」、「エンタメコース」とポイント還元優遇サービスをどれか選ぶことになるのですが、一番一般的な人にお得と思われる「楽天市場コース」を選ぶと、毎週火曜と木曜の買い物にはさらに100円ごとに1ポイント付与されることから、100円ごとの利用に合計で6ポイント付与される、という驚異的な破壊力があります。

この数字だけ見ると、6% というのは普通のカードの還元率にはあり得ない数字という気がしてきてしまいます。

すこし冷静になるために算数をしましょう

さて、他のカードとの比較のための計算に必要な年会費なのですが、楽天プレミアムカードは年会費が 10,000円に消費税(家族カードについては一枚ごとに5,000円に消費税)かかります。

単純に考えると一般カードが年会費無料でしたので上乗せの 2%のために10,000円(と消費税)を払うことになる、とも言えますね。この2%に10,000円が割がいいのか悪いのか、ちょっとした計算をしてみようと思います。

この10,000円と消費税の800円が全部ポイントとして付与されるとすると、1ポイント = 1円ですので、10,800ポイントになります。10,800ポイントが2%となる買い物は、といえば

10,800 / 2% = 540,000円

ということで、年間 54万円の買い物を楽天市場で火曜と木曜にして初めて年会費を上乗せされたポイントの形で回収できる、とみることが出来ますし、それ以上買い物をすれば当然のことながら年会費以上のお得感を感じることが出来る、と言えます。

年間で 52 x 2 = 104日に楽天市場での買い物を 54万円以上するかどうかは、まさにどれだけ楽天市場で普段から買い物をする習慣があるか、に掛かってきますよねぇ。。。

ちなみに、火曜と木曜日以外に楽天市場で買い物をする、となると、10,800 / 1% = 1,080,000円と、当然ながら倍の額で元を取ることになります。この場合はなんとなくハードルが高く感じますよね。

マイレージでどこまでお得感が出る?

さて、この最大6%の還元率をマイレージサービスに当てようとするとどうなるでしょう。

国内旅行の場合

国内旅行の目標は12,000マイルでした。楽天ポイントは 2ポイントでANA 1マイルと交換できましたので、12,000マイルの為には 24,000ポイントが必要、でしたね。これが6%の還元率を誇る楽天プレミアムカードだと幾ら火曜と木曜に楽天市場で買い物をすればよいかと言うと。。。

24,000 / 6 x 100 = 400,000 円

ですね。これに、いつものマイル換算時の還元率の公式を当てはめると。。。

48,580 / 410,800 x 100 = 11.83%

って、まじ?ちょっと、お得過ぎないか?と思ったものの、考えてみれば楽天市場で24,000円の価値がマイルに置き換えたら 48,580円になるのですから、お得感が当然に高まりますよね。しかし12%弱とは。。。楽天市場で買い物をしまくったらすごいことになりそうですね。。。
また、前述のように、年会費の元を取る最低額が 54万円でしたから、その手前でも十分価値ある結果が出るというのはちょっと驚きです。

海外旅行の場合

同じようにいきましょう。60,000マイルが必要ですので120,000ポイントが必要でしたが、楽天プレミアムカードを使って火曜と木曜に楽天市場で買い物をいくらすればよいかと言うと。。。

120,000 / 6 X 100 = 2,000,000円

ですね。同じく海外旅行の公式に当てはめると。。。

443,120 / 2,010,800 x 100 = 22.04%

いや、ちょっと計算を見直しました。おかしくないか?いや、あってますよ。。。あとは現実に年間で200万円を楽天市場で買い物をするかどうか、ですが。。。いや、その特殊な前提ではあるもののこんなに高い還元率になるとは驚きです。

その他のメリットも一応おさらいしておきましょう

クレジットカードも、ゴールドカードになれば買い物でのお得感以外のメリットもいろいろあります。このカードの場合、旅行する人ならば助かると感じるのは

  • 世界中の900 以上の空港にある、プライオリティ・パスのラウンジが無料で使えるので、どの航空会社のどのクラスの座席でも出発前にラウンジで一息ついたり仕事が出来ます。
  • 国内の空港も楽天プレミアムカードと航空券の半券を見せるだけで大抵の空港にあるラウンジが無料で使えます。
  • 国内外での旅行中の傷害保険も5,000万円を上限(一般カードだと2,000万円が上限)に補償してもらえます(国内旅行は日帰りを除いて楽天プレミアムカードで決済していない旅行でも補償の対象になりますが、海外旅行と日帰り旅行は旅行のための公共機関の代金やパッケージ旅行代金などを事前に支払った場合のみ対象となりますのでご注意を。これはそのうち纏めようかな。)
  • 海外旅行中に困った時に、現地のトラベルデスクでのサポートも優待してもらえますので、現地でイベントやレストランの予約の際には結構心強いですね。

というところでしょうか。この他に動産総合保険といって、楽天プレミアムカードで購入した1個/1組み1万円以上の品物が90日以内に偶発的な事故で破損したり、盗難にあった場合に、3,000円の負担で最大300万円まで補償してもらえる、という保険もついてきます。

実際のところ、プライオリティ・パスだけで年額 USD 399 相当の価値がありますので、10,000円の年会費の元は旅行する人ならばそれで取れるといえるかもしれませんね。

まとめ

前回のまとめの通り楽天カードは楽天市場での買い物専用にしてひたすらポイント還元を狙っていくことで高還元率を享受するのが一番のようですが、まさか楽天プレミアムカードで、火曜と木曜に買い物を集約すると20%を超える還元率を狙うことが出来る、という結果が出たのには驚きでした。

ですので、オンラインのお買い物は楽天で!というあなたならば、この高還元率を享受し、このカードを攻略しきったと言えるのではないでしょうか。

逆に、下記の指標を見てしまうと、このカードを楽天市場以外で使ってしまうと普通なカードになってしまいますので、ちょっと考え物かもしれません。


クレジットカード比較用指標

  • ポイント還元率: 通常 12,000 / 1,210,800 x 100 = 0.99% (楽天市場での利用ので最大 6%)
  • マイレージ還元率:国内旅行: 通常 48,580 / 2,410,800 x 100 = 2.02% (楽天市場での利用の場合、11.83%)
  • マイレージ還元率:海外旅行 : 通常 443,120 / 12,010,800 x 100 = 3.69% (楽天市場での利用の場合、22.04%)

楽天カードの攻略法 – カード利用で楽天スーパーポイントがつく、このお得感が際立つのはやはり楽天市場でのショッピングの時!

この数年、テレビコマーシャルで一際インパクトの強い楽天カードさんの攻略法を見ていきます。

楽天カードさんとは?

楽天カードさんとは、日本最大級のオンラインショップ楽天市場を擁する楽天グループ傘下にあるクレジットカード会社さんです。もともとはオリックスとあおぞら銀行の合弁会社として設立されたあおぞらカードとしてカードローン会社としてスタートしたのですが、2004年に楽天グループの傘下に入った後にグループ内の事業再編をいろいろ経た今、カード会員数が1200万人と大手カード会社の一つに数えられるほどに成長した会社さんです。

どんなカードを発行しているの?

カードの一覧をご覧いただくカードの一覧をご覧いただくとわかるのですが、自社ブランドのカードをメインとして、自社ブランドカードの最高峰である楽天プレミアムカードや、学生さん向けのカード、ANA との提携カード、楽天グループの銀行である楽天銀行さんのキャッシュカードとの一体型カード、そして、楽天グループがサポートしているヴィッセル神戸オフィシャルサポーターズカード V-Style などがあります。

カードのメリットは?

楽天カードさんの一番の強みはポイント制度でしょう。もともと楽天市場で会員登録をして買い物をすると、それだけで100円ごとに1ポイントの楽天スーパーポイントが付与され、この1ポイントは1円換算で次の買い物で使えます。そのポイントをカードの利用ごとに100円につき1ポイント付与する仕組みを取っていますので、普通に Visaやマスターカード、JCB の加盟店さんでお買い物をしても、楽天スーパーポイントが付与されます。

しかし、楽天市場で利用した場合にはもともとの100円ごとの1ポイントとクレジットカード利用の100円ごとの1ポイントの2倍状態に上乗せして、カード利用特典ポイントとして100円ごとに2ポイント付与するという、結果として100円ごとに4ポイントつく大盤振る舞いをしてくれます。この時点で単純に年会費などを考慮せずに還元率が 4%と、ポイント制度として異例の高還元率を誇るカードと言えます。

この他に、最近見かけるようになった街の中のポイント加盟店(ガソリンスタンドや、エステ、紳士服など)でカード利用すると最大で 3倍、ということは 100円ごとに3ポイントが最大付与される、ということです。還元率が 3%ですか、凄すぎます。

なお、年会費なのですが、楽天プレミアムカードは年会費が 10,000円に消費税(家族カードについては一枚ごとに5,000円に消費税)かかりますが、それ以外のカードは下記のANA との提携カード(下記参照のこと)とビジネス用のカード(楽天プレミアムカードに加入後に申し込む必要があり、年会費も 2,000円に消費税が別途かかります)以外はどれも永年無料という太っ腹!ですので、還元率の計算は単純に

4%とか3%とかで

考えても十分でしょう。

この他に電子マネーである楽天Edy が搭載されているのでトップアップすればそれでコンビニなどの小額の買い物もできる上に200円のEdy の利用ごとに1ポイントが付与されます。とことん、ポイントに還元してくれますね。

マイレージでどこまでお得感が出る?

さて、楽天プレミアム・カードで計算したらすごいことになったので、こちらの一般カードで最大4%の還元率をマイレージサービスに当てようとするとどうなるか見てみたいと思います。

国内旅行の場合

国内旅行の目標は12,000マイルでした。楽天ポイントは 2ポイントでANA 1マイルと交換できましたので、12,000マイルの為には 24,000ポイントが必要、でしたね。これが4%の還元率を誇る楽天カードだと幾ら楽天市場で買い物をすればよいかと言うと。。。

24,000 / 4 x 100 = 600,000 円

ですね。これに、いつものマイル換算時の還元率の公式を当てはめると。。。

48,580 / 600,000 x 100 = 8.10%

って、ちょっと通常の還元率を考えてみるとよすぎじゃないか?と思うものの、楽天市場で24,000円の価値がマイルに置き換えたら 48,580円になるのですから、お得感が当然に高まりますよね。8%という数字は楽天市場で買い物をしまくったら、という前提ですが、悪くはないのでしょうね。

海外旅行の場合

同じようにいきましょう。60,000マイルが必要ですので120,000ポイントが必要でしたが、楽天カードを使って楽天市場で買い物をいくらすればよいかと言うと。。。

120,000 / 4 X 100 = 3,000,000円

ですね。同じく海外旅行の公式に当てはめると。。。

443,120 / 3,000,000 x 100 = 14.77%

現実に年間で300万円を楽天市場で買い物をするかどうか、は、さておいたとしても、その前提でここまで高い還元率になるとは充分驚きです。

楽天カードに死角はないの?

ANAとの提携カードはありますが、ポイント制度の異様なまでの高還元率を見るとどうしても見劣りするのは否めません。ポイントとマイルの選択が可能なものの、マイルコースですと、200円ごとに1マイルの付与、ということですので、国内旅行の12,000マイルを目指すには普通に買い物をするならば240万円の利用が必要となるので、年会費を考慮に入れないと

48,580 / 2,400,000 x 100 = 2.02%

と、単純にポイントより還元率が悪く見えてしまいます。とはいうものの、世の中のマイレージカードも、(ゴールドやプラチナではない)一般カードではカード利用 200円ごとに1マイルになってきているため、同種のカードと比べれば遜色もないですし、実は年会費も初年度無料、2年目以降も前年度に一回でもカードを利用したら無料、仮に利用しなかったとしても、年額 500円に消費税を乗せたもの、ですのでそれでも十分かもしれません。
そう考えると、相対的な議論になりますが、楽天市場以外での買い物の時にはどうしても普通なカード、と言わざるを得ないかもしれません。

まとめ

改めて調べて感じたのは、楽天カードは楽天市場での買い物専用にしてひたすらポイント還元を狙っていくことで 4%の還元率を享受するのが一番のようです。当然、楽天市場以外での買い物ですら 1%の還元率がありますが、その還元されたポイントは楽天市場で使って初めて1%なり4%なりの還元率を享受できますが、楽天Point Club を見ている限り、このポイントは楽天市場以外での利用は ANA へのマイレージへの交換ではあるものの、上述のような 200円で1マイルと同じ交換率ですので、海外旅行への交換の時にやっとポイントの還元率と肩を並べられる、という感じです。ですが、そのために楽天市場以外で1,200万円の買い物をするかというと、ちょっと現実的ではないですよね。ですので、楽天市場のヘビーユーザーなあなたならば、これはオススメです。


クレジットカード比較用指標

  • ポイント還元率: 通常 1% (楽天市場での利用ので最大 4%)
  • マイレージ還元率:国内旅行: 通常 2.02%  (楽天市場での利用ので最大 8.10%)
  • マイレージ還元率:海外旅行 : 通常 443,120 / 12,000,000 x 100 = 3.69%  (楽天市場での利用ので最大 14.77%)

クレジットカードは、どうやって支払うの?

前回、クレジットカードは借金か、というきになる話をしましたが、他方で、借金的な性質だからこそ生まれる時間の有効活用についてはお話ししました。

その際にキーワードになったのがクレジットカードの発行会社への支払いのタイミングについてでした。そこで、今回はクレジットカードの発行会社への支払いについて色々と裏技を含めて見ていきたいと思います。

クレジットカードの支払い方法って?

基本は一回払い

以前の記事のケース1で、クレジットカードを使ってから実際にその支払いをするまでの流れを見ましたが、その際にさらっと使っていたのが翌月に一回で支払う方法でした。この「一回払い」はクレジットカードの支払い方法の基本になります。その月の締め日までにクレジットカードを使って買い物などをした額を一括で翌月の決められた日にあらかじめ届け出ている銀行口座から自動引き落としするか、利用明細とともに締め日までの利用額の合計に基づくコンビニやクレジットカードの発行会社のサービス・カウンターなどで支払える請求書での支払いをするか、というのが一般的です。なお、前回の記事でも説明したように、この期限で一括で支払えれば手数料も金利も不要です。

一回払いの変形版 – ボーナス一回払い

個人的にはボーナスというものにもう10年近くお目にかかった記憶がない(ああ、悲しい自営業。。。)のですが、一般的にお勤めされている方だと夏と冬に、仮に運悪く外資系金融機関にお勤めされた場合には業績が良かったら会社の年度末過ぎの年一回だけ、ボーナスというものをいただけるかと思います。そのボーナスを当てにしてちょっと大きな買い物をしたい、と思うのは自分へのご褒美的にもありですよね。

とはいえ、ボーナスをもらってから買い物する、というのはご褒美的にはいいと思うのですが、冷蔵庫が急に壊れた!とか、予想しなかった出費が発生した時に毎月のお給料の中からやりくりするのもちょっとキツい場合もありますよね。そこで、ボーナスを当て込んでそんな大型出費に対応する、というのも一つの手です。カード会社によって夏や冬の引き落としのタイミングが異なりますが、基本的には買い物をする時に「お支払い回数は?」と聞かれたら「ボーナス払いで」と言えば、手数料無料でその次に来る夏か冬のどちらか早い方の引き落とし日まで支払いが先送りできます。
とはいえ、自分へのご褒美の前倒しになりがちですのでご利用は計画的に(笑)

月々の支払いを平坦にしたいあなたに – リボ払い

クレジットカードでの支払いを、公共料金の支払いや普段のスーパーでの買い物などにも使い始めていくと、自然と月々のクレジットカードの支払いが積み上がってしまいがちです。しかも月によって支払額がバラバラ。他方でお給料は基本的には毎月同じ額、となると、クレジットカードの支払額も毎月固定になってそれ以上の支払額が翌月に先送りになってうまく均等になってくれると、自分の銀行口座の動きもコントロールしやすくなる、ような気がしますよね。そんな便利な支払い方法、あったら嬉しいですか?あるんです。
リボ払い、と呼ばれる支払い方法を使えば、例えば毎月 1万円を支払いに充てる、と決めると、リボ払いに指定した支払額がリボ払い枠に積み上がり、月々の返済額だけ減っていく、というものです。

リボ払いの落とし穴

さて、これで月々の資金管理が便利になりそう、ですが、実はFP的にはあまりお勧めではないのです。というのも、このリボ払いは手数料のかかる支払い方法なのです。

ケース2: 9月に5万円のお買い物をして毎月1万円のリボ払いを指定した場合

毎月26日払いとしたら、10月26日は10,000円の支払いをして、残りの残高が4万円。その次の11月26日の支払いは、といえば、10,000円の約束にもかかわらず、10,616円。その内訳はといえば、10,000円はリボ払いの残高の4万円のうちの1万円、残りの 616円は手数料でして、計算方法としては、10月1日から26日までの 26日分を 50,000円借りて、27日から31日までの5日間は4万円を借りている、という計算で、利率15%で手数料を計算したもの。
当然、12月26日には、11月1日から26日までの 26日分を 40,000円借りて、27日から30日までの4日間は3万円を借りている、という計算で、利率15%で手数料を計算した分が利息として支払うことになります。いわゆる元金均等払い、というやつですね。なので、仮に最初の5万円だけがリボ払いの対象になったとしても、3月26日まで支払いは続き、かつ最終日となる3月26日には、2月1日から26日までの1万円の利息だけを支払うことになります。

ですので、もし資金に余力があるならば、手数料のかからない方法を選んでさっさと負債は増やさないようにしてほしい、というのがFP的な願いにはなります。ですが、なかなか難しいですよね。そういう時に使ってほしい支払い方法が実はあるんです。

実はあまり知られていない支払い方法 – 2回払い

あまり買い物をした時にお店の人に提案されることがない支払い方法ですが、指定すると案外出来てしまうのがこの「2回払い」。これは締め日の直後に来る支払い日とその次の支払日の二回に均等に分割して支払える、というものです。なので、先ほどの9月の5万円のお買い物を例にすると

ケース2’: 9月に5万円のお買い物をして2回払いを指定した場合

ですと、さすがに1回あたり25,000円と、リボ払いの10,000円にはなりませんが、10月26日と11月26日にそれぞれ25,000円のお支払いをしておしまい。手数料は?と思ったあなた、お目が高い。2回払いならば手数料はなし。これは結構お得ですよね?
でも、そこで思いますよね。

2回払いが手数料なしで出来るのなら、3回だって手数料なしでして欲しいな。

3回以上の分割払いは実は別の支払い方法の法律があるんです-割賦販売

そうなんです。実はクレジットカードでの支払いで、3回以上の分割にして支払うことも、お店とクレジットカードの契約内容によっては可能は可能です。ですが、携帯電話や自動車のような高額の買い物をする時などによく使われるこの分割払い、実は割賦販売法という法律があって、3回以上の分割払いをする場合にはこの法律が適用されてしまうんです。そこでは必ず手数料(金利ではないんです。お金を貸しているわけではないから。)を取らねばならないという決まりがあったり、もし分割払いを遅れたりした場合には、この場合ですとクレジットカードの発行会社が割賦販売で購入した商品を支払いが行われるまでの間引き上げてしまうことが出来る、など、通常のクレジットカードの時とは少し異なるルールが適用されるのです。ですので、手数料などを含めて割賦販売になるときには内容についてはちゃんと確認した方が安心です。

そういえば、裏技って何よ?

あ、忘れてました。裏技のことを。
すっかり最初に言うべきことだったのですが、クレジットカードは幾らでもお買い物とかに使えるわけ、ではないのです。というのも、無制限に使えてしまっても、実際に翌月に支払えなかったら、その瞬間に借金に変わるわけでしたが、クレジットカードの発行会社の立場からすれば、そうなった場合に借金が回収できない額になってしまうと当然困りますので、その前の時点で使える額の制限、利用枠と呼びますが、を設定しておくことでそんな返せない借金にならないようにしているのです。
でも、使う側からすると、予定外の大きな買い物をする必要ができたので利用枠の残高が足りない、とか、クレジットカードでの買い物のメリットがポイントなどにも及ぶのですから出来るだけ多くの枠を使いたい、と考えるのですが、この枠は早々に増やせません。どうしたらいいでしょう。

そこで裏技なのです。

実は、クレジットカードの発行会社に対する支払いは自動引き落とし日が来るまでおとなしく待っていなければいけないものではないのです。というのも、そこまで待ってもらえる、という利便(法律用語ではこれを、期限の利益、なんて言います。)をクレジットカードの利用者が得ているのですが、その利便を諦めても当然問題はないのですから、事前に銀行口座情報を聞いて送金してしまうのです。送金手数料がかかりますが、その代わり送金した分だけ利用枠がまた復活しますので、前述のような予定外の大きな買い物のための利用枠を確保できたり、また、その利用枠分だけクレジットカードを使ってポイントを貯める、ということが出来るようになるのです。

まとめ

クレジットカードを使って、その後の支払いには基本的には1回/2回/ボーナス/リボ払いの4つがあるので、これをどうやって上手に使い分けるかがクレジットカードの利用者側の頭の悩ましい話になりますが、手数料を払わなくとも、まだ幾つかの選択肢がある、というのも実は頼もしい話ですね。

error: This Content is protected !! この記事は印刷不可です。