法人でクレジットカード、作るのは思ったより大変なんですよ。これ実感です。

今までの記事、個人向けのクレジットカードについてあれこれ書かせていただきましたが、そこそこ大きめな企業に勤めていて、出張がそこそこ多い管理職な方達ですと案外持たされているのが法人用のクレジットカード。
たまには、そんなニッチなネタでも書いて見てもいいですか?(笑)

実際、私自身起業が複数回になってきたので、そこそこ起業するときの面倒とか手間とか重ねてきて、ツボは心得ているのですが、とは言え、自助努力だけでは解決しないこともたくさんありまして。。。

法人用クレジットカードのメリットって?

まず社員に法人用クレジットカードを渡しておけば、社員が自腹を切らずに済む、精算管理も案外らくちん、という意味で、使う側も使われる企業側も案外楽チン、だったりするのです。知ってました?

しかも、クレジットカードならば Yahoo! Lohaco のようなオフィス用品を翌日に届けてくれるアスクルの個人版を零細企業だから使うにはちょうどいいし(アスクルだと法人契約をするので零細企業的には結構面倒)、車だって持ちたいけど持てない時には、Times Car Sharing の法人契約が実はメリットが高かったりするので申し込むのに便利だったりします。

とは言え、法人用クレジットカードを作るまでの道のりは

とはいえ、この法人用のクレジットカードって、企業したばかりの時に作るにはちょっと大変だったりします。どんなにピカピカの企業での職歴を持っていたとしても、会社の財務諸表なんて初年度は存在しないし、当然売上がそんなに立っているはずもないので会社としての信用というものがほぼない状態。そりゃそうです。人間で言えば生まれたての子供なのですから。

これがどこかの企業の子会社なら親会社の信用でなんとかなるかも知れませんが、自分の腕一つで企業してやる!なんて思うと、そんなものは到底ない。手元にあるのは会社勤め時代に作ったカードだけ。まぁ、これがあるからこれを決済に使って後から経費処理すればいいや、なんて思っていると、実は税務署が会社のための経費を個人のクレジットカードで払っていると、個人のクレジットカードに付与されるポイントやマイレージが会社から無償で譲り渡されたようなものだから役員報酬の一部だ、なんて難癖をつけるケースが実際にあったそうな。そう思うと、ただでさえ、企業したら自分の財布と会社の財布をきっちり分ける習慣をつけるべきところですので、クレジットカードも分けておきたい、ところですよね。

そう考えると、この法人用のクレジットカードを何とかして作りたい、という気持ちになるのが企業したての会社オーナーや企業化する前の個人事業主さんの切実な思いなのです。

私の場合 – 実はブラックカードが助けてくれた、かも知れない。

とある記事で書いていますが、起業した一つの会社については、まだ社歴2年にも満たないですが、最初からゴールドカードが発行してもらえて、今手元にはプラチナカードの申込書が届いています。というのも、会社を作って銀行口座を開いて、法人用のクレジットカードを作る時に、プラチナカードのデスクに

会社作ったんだけど法人用カードというか、法人での利用の時用のカードと分けるサービス、確かあったよね?

と、聞いたら、それよりもゴールドカード作っちゃってください、と申し込み用紙を送ってもらえた、ので作っちゃった、という経緯があります。でも、こんなのは普通のケースではないですよね。

じゃあ、どうするの?

カード発行で苦戦する人たちに必ず耳打ちされる、とは言え、一番真っ当な回答といえばこれにならざるをえません。

クレジットカードの発行審査の甘いところに行け!

でも、一体どこよ?
以前の記事で、個人用のカード利用を積み上げる方法の一つとして車生活者はガソリンスタンドのカードを持ちましょう、という話をしましたが、法人でも車利用が多いならば一回の支払額も自然と大きくなって立替払いの負担も大きくなるし経費精算のためのレシートの山の処理が大変になるので、現金の精算よりもガソリンスタンド系のカードで値引き以外のメリットも享受しやすい、ということになるのです。
が、一回の額がそこそこ大きいですよね。満タンカードで、なんていえば、普通に5-6,000円以上しますしね。となると、カードの発行会社も審査が自然と厳しくなるのです。ですので、ガソリンスタンド系のカードは一般的には審査が厳しい、と言われています。
そこで。別ルートを探すことになるのですが、そこでちょっとオススメなのが、車利用を推進する ETC 協同組合の発行するガソリンカードとETCカード。このETC協同組合というのは北九州に本拠を構える組合さんなのですが、設立目的として

中小企業の事業を多角的にアシストし、異業種交流や各種共同購買・共同利用を通じて事業経営を効率よくサポートします。コストの削減や新たな経営戦略に役立つ情報の提供や交流など、経営活動の促進を目指した事業協同組合です。

を掲げているので、起業したての会社さんにとても優しいのです。ですので、中小企業や個人事業主からの申し込みについては、出資金としての 10,000円の組合出資を前提にカード発行手数料や年会費無料でクレジットカードを発行をしてくれます。
このカードであれば出光とENEOS のガソリンスタンドではカードでの支払いが可能、ETCカードも首都圏や関西圏の近郊の一般高速道路の利用料金の割引が最大 50% とかなりお得。
正直、起業したての時はポイントだのマイレージだの言っている場合ではなく如何に

経費を抑え、かつ現金での支出を減らせるか

がポイントになるので、今までと論点が大きく変わってきます。そう考えると、車で営業などをするような中小企業さんにはとてもオススメしたいカードになります。

あ、ちなみにここは個人で申し込んでも受け付けてくれません。その点はご注意を。

まとめ

法人用のカード、というと、イシュアーさんが限られてくるのもあり、選択肢とその差別化が難しいのも事実ですが、上記のようなカードというのも面白いので、もし起業したてであったり個人事業主であれば検討できる、という選択肢が増えるのは嬉しいことかと思います。

ふるさと納税も自動車税もクレカで払えるから、ポイント集めがとんでもないことに!

前回の記事でお財布を軽くするためにも、また結果的にクレジットカードで付与されるポイントやマイレージを集中させるためにも、マスターとなるクレカを一枚、自分の生活の基盤をもとに考えて選びましょう、というお話をしました。個人的に、カードの集約とかキャッシュを持ち歩かない生活をしようとして、abrAsus さんの薄い財布小さい小銭入れ+薄いマネークリップを使うことで、物理的にクレカやATMカードを最大5枚までにする、という縛りを入れることで現実に自分を合わせるように実現するので、思う以上に取捨選択は難しいかもしれません。

とはいえ、その結果選ばれたクレカです。たくさんこき使いましょう(笑)

でも、普段のショッピングだけでなく、知らないうちに支払いが完了している、というような定期的でそこそこまとまった額を自動引き落としで対応していくことになります。これから、そのような「定期的でそこそこまとまった額を自動引き落としで対応」するサービス等を説明しようと思います。

光熱費の支払いもカード、基本です

既に、電気料金もガス料金も水道料金も、クレジットカードでの支払いに対応しています。各種会社のホームページに行くとオンラインで申し込めたり、申し込み用紙を発送する依頼を行えたりと、各社対応はまちまちですが、最終的にカード支払いが可能なのは一緒です。月々10,000円前後の支払いですから、カードで払っておけばポイントがさらにたまる、って思いますよね。

光熱費(に実は限らない話ですが。。。)の支払いの時の注意点

クレジットカードでの定期的な支払いの際に一番気をつけないといけないのが、登録したクレジットカードの有効期限。自動で毎月請求されるので見落としがちなのですが、有効期限の更新をし忘れると当然支払いを滞納したことになります。各社が信用情報機関に滞納情報を回すとはあまり思えないものの、忘れた時に電気や水道が止められていた。。。というのは悲しすぎますよね。ですので、新しいカードが届いたら光熱費の支払いの情報の更新をお忘れなく。これは、このオンラインでクレジットカードを事前登録する Amazon やクラウドストレージのような定期支払いを求められるものにも当てはまりますよ。

スマホの月々の支払いだってクレカは当然!

というより、ドコモさんだと d-cardのように、携帯電話会社の子会社のカード会社のカードを発行して支払いに当てませんか、と機種変更するときに必ず言われますよね。月々の支払い額ももしかしたら光熱費の合計より大きいかもしれないスマホの利用料金。これもポイントをもらうべくクレジットカード払いにしたほうがメリットは大です。店頭で携帯電話会社の系列カード会社以外のクレジットカードの登録も受け付けてくれますが、いろいろいうのは面倒ですよね。最近はオンラインで支払いカードも変更できますので、対面であれこれ言われる煩わしさはだいぶ減りましたね。

生命保険や損害保険の支払いもクレカでオッケー

生損保の保険料って毎月の支払いがバカにならない額ですよね。多分真面目に入っている人ならばスマホの支払いよりももっと大きいはず。って、保険料を圧縮すべく乗り換えを進めるサービスも増えていますし、FP的にはそういう見直しのお手伝いもするところですが、そこでちょっと耳打ち。

乗り換えの際にクレジットカード払いに切り替えてしまうのも一つの手です。

生損保さんも自前のカード発行会社を持っているケースや系列のカード会社があると売り込みに来ますが、そこは自分のキーとなるカードを頑張って押し込みましょう(笑)

自動車関連の税金や不動産の固定資産税、地方税までクレカで払える、今はとても便利な時代!

今や、個人が納めなければいけない税金の一部、例えば保有している自動車やバイクに関連した税金や、不動産の固定資産税・都市計画税、地方住民税でも企業に勤めていない人や複数の会社から給与を支払ってもらっている場合に自分で納税する普通納税を引き続き行っている人にとっては、額もそこそこ大きくなってきていることでしょうから、クレジットカード払いにしてポイントをさらに積みますチャンスです。

ただし、今まで列挙した税金以外の支払いと比べて、税金の支払いの際には手数料負担を支払う私たちが行うこと、とされています。金額的には上限でも3-400円程度ではあるのですが、この手数料の負担というのが気になる人も多いと思います。

ふるさと納税もクレカ払い対応なポータルがあちこちに!

時々賛否両論が起こるふるさと納税ですが、これもクレジットカード支払いが可能な市区町村や、それを代行するポータルサイトがいくつも出来ていることから、そこを経由して納税することが可能になっています。

今さらですが、ふるさと納税ってなに?という方に簡単に言えば、例えば生まれ育った土地から離れて生活する人が、そのふるさとの地方自治体の都市整備(や、最近であれば災害復興)などの目的とした寄付行為を行うと、その一部(ざっくり言えば、あなたが一年間行ったふるさと納税した総額のうち、2,000円を除いた額、ですが、正確にはあなたの年収等に基づく所得税や地方住民税の額によりこの 2,000円という額がかわります。)があなたの納めた所得税や地方住民税の税控除の対象となることで、あなたには減税効果がおきることで、事実上、あなたが「ふるさと」に納税したかのような経済効果がうまれるので「ふるさと納税」と呼ばれているのです。

で、ここでミソなのが2つ。

  • 「ふるさと」はあなたが生まれ育ったところである必要がない、ということ。ですので、災害支援のためにふるさと納税を使うことや、過去に旅行した旅先で気にいった土地があるので応援するためにふるさと納税をする、ということに使うことが可能なのです。
  • 地方自治体も直接自分たちで采配の聞く資金プールが出来ることから、先が自由な「ふるさと納税」を誘致すべく、魅力的な土地の産物を「お礼」として「ふるさと納税」する人に渡しますよ、とアピールしています。

なので、ポータルを覗くと、こんな「お礼」がもらえるのでわが町に「ふるさと納税」をしませんか、とひしめき合っているのです。

管理人も東北での震災の年から復興支援目的でふるさと納税をはじめましたが、当時はクレジットカードでの支払い方法はなく、

  1. ウェブサイトのふるさと納税ページからWord 版のふるさと納税申込書をダウンロードして必要事項をタイプしてメールで先方の担当課に送る。
  2. ふるさと納税申込書の受領確認とともに銀行送金のための口座情報が送られてくるのでオンラインバンキングを使って送金手続きをしつつ、先方の担当課に送金したことを伝える。
  3. 先方で送金の受領確認を受けて寄付証明書を送付してくる。
  4. 別途「お礼」の品が送られてくる(もしあれば)。

というやってみればそんなに手間ではないものの、とはいえ、あれこれ数往復のやりとりをせねばならないのですが、今ではポータル経由であれば

  1. ポータルにアカウントを作って自分の住所氏名などの情報を入力する。
  2. ポータルにある各地方自治体の納税申し込みページに行って、納税額を入力する。その他の自分の住所氏名などはアカウント情報から自動的にフィードされる。自治体によってはここでお礼の品を選択(千葉県鴨川市がそうでした)。内容を確認してクリックしたら納税申し込みは完了。
  3. 次のページでクレジットカードの情報を入力(もしくは事前に登録したカード情報が正しいか確認)して、クリックしたら納税完了。
  4. もし、1でお礼の品の選択ができない場合(例えば宮城県東松山市がそうだったのですが)、メールでお礼の品を選ぶ別のポータルに移動して商品を選択して確定する。
  5. と、納税した翌月に寄付証明書が、「お礼」の品は早ければ納税完了した数日後に届き始めます。

と、メールのやり取りもなければいちいち自治体ごとに個別の申し込み書の内容をタイプする必要もなくなる、という便利な世の中になってます。

最近では、「お礼」の内容に注目が集まっていて、地元の特産品に限らずLCC の航空券や、全国で使える商品券、ふるなびグルメポイントのような高級料理店での食事を出来るポイントや、Tポイントなど、これがお礼?というものまで出てきていますが、ここで最近ちょっと注目を浴びているのが、楽天市場でのふるさと納税。例えばこれ。


【ふるさと納税】松浦産マーコットオレンジ・むらさきいもを使用したチーズタルト紫イモタルトセット

このページを普通にみると普通においしそうなタルトをちょっと高めに注文するようにすら見えますし、画面の右上をみると。。。ちょうど書いているこの瞬間に楽天スーパーセールが行われていることもあって、ポイントが13倍以上付与されるというのです。

100円ごとの内訳として通常の1ポイントに、楽天カードを使うことで付与されるのが3ポイント、そこにショップ(!)ボーナスポイントとして9ポイントが付与されるそうなのです。 しかも、これがプレミアムカードを使うと更に1ポイント、楽天のスマホアプリから注文すると1ポイント、そしてそして楽天モバイルに一緒に入ると1ポイント付与されるそうなので全部合わせると16倍!?

このタルトは5,000円ですから付与されるポイントは 800円相当 (= 5,000 / 100 x 16)ですが、この長崎県松浦市のお礼にはこんな

がありますが、こちらは 30,000円のふるさと納税でもらえます。それと同時に 30,000 / 100 x 16 = 4,800円相当の楽天ポイントがもらえる、って。。。上述の減税額の計算から、ふるさと納税で私たちが負担する額は 2,000円、ですので、その 2,000円の元が30,000円のふるさと納税で余裕をもって取れてしまうことになるのです。

いや、楽天市場、恐ろしや。。。

まとめ

最後は話がだいぶ脱線しましたが、とはいえ、今や高額の買い物だけでなく、光熱費や納税などといったやや高額なものを含めた日常のかなりの支払いという支払いにクレジットカードが使えるようになってきたので、何か重点的に集めたいポイントやマイルに絞るようにクレジットカードを決めて持ち歩き、またことあるごとに使うようにすることでポイントやマイルが知らないうちに積みあがっていく、かもしれません。

ある意味まめな人が得をする、というところなのでしょうか。頑張りましょうねー

財布の中にはライフスタイルに一番あったクレカを一枚だけ!コンビニでの日常品の買い物から、乗り物、スマホの払いまで、クレジットカードでどこまでキャッシュレスな生活が出来る?

え?クレカを普通の買い物にしか使ってないの? もったいない。。。
え?クレカを普通の買い物にしか使ってないの?
もったいない。。。

あなたの財布の中には今何が入っているでしょう。お財布ですから、お札と硬貨と、(お札の2倍以上の枚数の)レシート、お店のポイントカードが数枚(いや、十数枚かも)、割引のクーポンが少々、そして銀行のATMカードと提携クレジットカードが数枚。あとはコンビニのプリペイドカード(Waon か、T-money か、はたまたnanacoか)が数枚、そしてスマートフォンのケースか、おサイフケータイなアプリにSuica (か、PASMOか、Sugoca でも Icocaなのかはお住いの地域によりますね)が一枚、あるのではないでしょうか。多分、当たってなくとも遠からず、でしょうか。

 

これ、軽くしたいと思いませんか?

そのためには、普段の生活の買い物の支払いをどこまでもどこまでもクレジットカードとそれに類するものにまとめていく、という作業が必要になります。

鉄道系クレカは都市生活者の必須アイテム

そのためには、例えば普段の生活で電車やバスで移動する、という人ならば、イオンSuicaカードイオンSUGOCAカードといった、交通系ICカードと一緒になっているクレジットカードを保有して、交通系ICカードにはオートチャージと言って、ICカードの残高が一定の額を下回ると予め指定したクレジットカードから自動的に一定額をチャージする、という設定をすることでいちいち現金を使ってICカードにチャージする手間が省けます。

しかも、交通系ICカードならばコンビニなどの買い物でも使えますので、小銭入れ代わりとして使えるという強みがありますよね。これをiPhone のカバーの裏側に入れておけば(これを書いている今夜発表される iPhone7 に導入されるとも噂されている)おサイフケータイ的に改札でピッとすることが出来ます。

もし東急沿線に住んでいるならば、PASMOも JAL マイレージバンクも、東急ストアや東急ホテルチェーンといった、東急グループでのポイントも一括でまとまる東急TOPカード(PASMO一体型)ならば、それだけでクレジットカードと、飛行機とホテルのマイレージカードと、スーパーやデパートの会員カードの4枚がひとまとめになっています。これは強いかも。。。

もし首都圏に住んでいてJRを利用して、おサイフケータイ対応なスマホを持っているならば、モバイルSuica を入れて自分の使っているメインのクレジットカードを使ってオートチャージの設定をしておけば、定期券の購入、通常の乗車時、特急/グリーン車の予約などひとまとめにスマホで完了しますし、Suicaとしてコンビニなどでも使えるので、ちょっとコンビニまで、なんていう時にはスマホ一台だけ持って財布いらず、になります。

モバイルSuica

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無料
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自動車が生活の中心なら、やっぱりガソリンが気になりますよね?

もし普段の生活が車で移動が基本、という人ならば、ガソリンスタンドのカードと一体型の方がメリットが大きいですよね。例えば、三菱商事石油・イオンカードとか、コスモ・ザ・カード・オーパスといった、ガソリンの値段が下がるカードの方が便利ですよね。

もしくは、Ponta のポイントを集めていく、ということでシェルPontaクレジットカードという選択肢もあるかもしれません。

銀行のATMカードとクレカは実はいい関係

財布の中にどうしても入れたくなるのは銀行のATMカード。いざという時にカードローンに走る前に自分の銀行からお金を引き出したいですよねぇ。とすると、これで一枚必ず増えてしまいます。

そこで考えたくなるのが、銀行のATMカードとクレジットカードが一体になったカード。いろいろとあります。イオンカードとイオン銀行はイオンカードセレクト楽天カードと楽天銀行も共同発行を、三井住友銀行は三井住友VISAカードとの共同発行以外にも JCB セディナカードとの共同発行をしていたり、りそな銀行もJCBセゾンカードの二つと共同発行していたり、三菱東京UFJ銀行はクレカとATMカードに付け加えて Suica もくっついたカードを、みずほも Suica 付きと ANA マイレージ (に Edy)付きの一体型カードを発行していますので、今メインで使っている銀行の支店に行くとそのような複合カードの申し込み書がもらえるでしょう。

このカードの一番のメリットは、ATMカードがデビットカードになることから、使いすぎを気にしないで済んだり、ATMで引き落とさずに買い物ができる、という点で、デメリットはATM への入れ方を間違えて引き出してしまうとキャッシングになってしまう、という点でしょうか。

もしデビットカードだけでいい、というならば、変わり種ですが、マイレージとの親和性が高い、スルガ銀行ANA支店の Visa デビット、ATMカード、マイレージカードの3 in one カードもオススメです。

コンビニに行かない日、ないですよね?

あと軽くする「おまとめ系」クレカといえば、やはり、ファミマT-Point カードのようなクレカ機能付き T-point カード、nanaco のクレカバージョン、シェルPontaクレジットカードのようなPontaカードとクレカ、そして楽天ポイントと楽天カード、イオン系もイオンカード(WAON一体型)といった具合にコンビニ密接型、でしょう。

特に nanaco と waon についてはおサイフケータイ対応なスマホを持っていればアプリをダウンロードすることで無料で使えますし、クレジットカードをアプリに事前登録すれば必要に応じて利用可能残高を増やすことも可能です。前述のモバイル Suica 同様アプリとして入れて設定しておけば街中はこれで大抵支払い可能そうですよね。

電子マネー「nanaco」

電子マネー「nanaco」
無料
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WAON

WAON
開発元:AEON
無料
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そういえばスマホでクレカ、出来ないの?

そういえばありました。iD というおサイフケータイ向けサービス。NTTドコモが開発したNFC を使って決済する後払い型の電子マネーです。後払いなので利用した後に連動するクレジットカードにその月の総額がまとめて請求される仕組みです。

まとめ:基本線はやっぱり生活の中心を見直すこと

財布を軽くしたい、という時には自分の生活導線を軸に、一番使うお店やサービスと連携された提携カードを基本の一枚に決めることが大事になります。そうすれば常にそのカードで支払い、ポイントを貯める、ということが自然と積み重なっていくのです。

さて、その基本の一枚が決まったら、次はそのカードが買い物以外の出費にどこまでついてこれるか、見てみましょう。

クレジットカードについてくる旅行保険があれば、自分で買う必要があるかないか?

海外で、保険に入らずに病気に罹ると 費用が数百万円に達するケースも。。。
海外で、保険に入らずに病気に罹ると 費用が数百万円に達するケースも。。。
海外で、保険に入らずに病気に罹ると
費用が数百万円に達するケースも。。。

クレジットカードの付帯サービスで一番目を引くもの、と言えばやはり旅行保険をはじめとする各種保険サービスだと思います。でも、あるとわかっているものの、海外旅行に行くときについ空港で旅行保険を買ってしまっていませんか?

それ以外にも、買い物をした時の破損や盗難保険といった知っていたら結構お得な保険も実はついていることもあるのに気付いてますか?

今回、どのくらいクレジットカードの旅行保険サービスが使えて、いくらくらいの価値があるのか、検証してみたいと思います。

まずはクレジットカードに付帯する保険について理解を深めてみましょう。

クレジットカードに付帯する保険についてはイシュアーごとにそれぞれの都合や事情があるので内容について共通に語ることが出来ませんので、一つ基準として三井住友カードさんを例にしてみたいと思います。

まず手始めに、一般的なクラシックカードの保険の内容を見てみましょう。と言いつつもクラシックカードにも二種類あって、一方は海外旅行保険のみの「クラシック」、もう一方は国内旅行と海外旅行の両方をカバーしている「クラシックA」です。その違いのために年会費がちょっと違うこともあるので、この二つも比較してみましょう。

クラシックの場合、自動付帯する海外旅行保険の内容は次の通りです。

担保項目保険金額
傷害死亡・後遺障害最高2,000万円*
傷害治療費用
(1事故の限度額)
50万円*
疾病治療費用
(1疾病の限度額)
50万円*
賠償責任
(1事故の限度額)
2,000万円*
携行品損害[自己負担:1事故3,000円]
(1旅行中かつ1年間の限度額)
15万円*
救援者費用
(1年間の限度額)
100万円*

それに対して、「クラシックA」の場合、海外旅行保険の内容は次の通りです。

担保項目保険金額
傷害死亡・後遺障害合計最高2,000万円
自動付帯分300万円
利用条件分1,700万円*
傷害治療費用
(1事故の限度額)
100万円
疾病治療費用
(1疾病の限度額)
100万円
賠償責任
(1事故の限度額)
2,500万円
携行品損害
[自己負担:1事故3,000円]
(1旅行中かつ1年間の限度額)
20万円
救援者費用
(1年間の限度額)
150万円

それぞれに対して、次のような条件が付いています。

*下記条件のいずれかを満たした場合補償されます。

  1. 日本出国前に航空機、電車、船舶、タクシー、バスといった公共交通乗用具(※1)の利用代金を当該カードで支払った場合。
  2. 日本出国前に宿泊を伴う募集型企画旅行(※2)の旅行代金を当該カードで支払った場合。
  3. 日本出国後に公共交通乗用具(※1)の利用代金をはじめて当該カードで支払った場合。
  1. ※1
  2. 航空法、鉄道事業法、海上運送法、道路運送法に基づき、それぞれの事業を行う機関によって運行される航空機、電車、船舶、バス、タクシーなどをいいます(当該旅行のために乗用するものに限ります)。
  3. ※2
  4. 旅行会社が、旅行者の募集のためにあらかじめ、旅行の目的地および日程、旅行者が提供を受けることができる運送または宿泊のサービスの内容ならびに旅行者が旅行会社に支払うべき旅行代金の額を定めた旅行に関する計画を作成し、これにより実施する旅行(旅行業法第12条の3の規定に基づく標準旅行業約款募集型企画旅行契約の部第2条第1項に規定するもの)をいいます。詳しくは旅行代理店にご確認ください。

<補償対象期間について>
自動付帯分については、旅行開始から3ヵ月間(かつ旅行期間中)が補償対象期間となります。利用条件分については、旅行出発前にご利用条件を満たした場合、旅行開始から3ヵ月間(かつ旅行期間中)が補償対象期間となり、旅行出発後にはじめてご利用条件を満たした場合については、ご利用条件を満たした以降から3ヵ月間(かつ旅行期間中)が補償対象期間となります。

 

さて、こうばさっと書かれてもちょっと理解しづらいですよね。では、FPらしくちょっと解説をしてみたいと思います。

海外旅行保険の保障内容とは、上記で言うところの「担保内容」のそれぞれについて、今回の場合には両方のカードに対して金額に差はあれど、「傷害死亡・後遺障害」、「傷害治療費用」、「疾病治療費用」、「賠償責任」、「携行品損害」そして「救援者費用」に対して、いくらを上限としてあなたが負担せねばならない費用等を保険が肩代わりするか、というものです。

ですので、例えば、旅行中に携行したデジカメ(実売価格が3万円、とします)が壊れたとして携行品損害を適用して同じものを買うには、(この携行品損害だけは自己負担を3,000円する必要があるので) 3万円から 3,000円を引いた27,000円を保険会社から支払われる、というものであって、デジカメを旅行中に壊したからといって、上限の20万円がまるまる支払われるわけではないのにご注意を。。。

ここで、幾つか気をつけないければいけない前提があります。

  1. クラシックAの場合は保険金額が下がるものの、旅行代金(飛行機代やパッケージツアーの参加代金)をクレジットカードで払わなくとも保険金が支払われるケースもありますが、一般的には旅行代金を出発までにクレジットカードで払わねば保険は適用されない、ということです。
  2. 旅行期間は旅行開始から3か月が最長になります。もし途中の移動手段のためにクレジットカードを使ったら、その時点から旅行の終了までか、3か月の先に到達する時点までが保険の適用になります。

ですので、もしクレジットカードの保険を使いたい場合には旅行代金の支払いをクレジットカードで行う、か、最悪の場合、出発の日に、家から駅までをタクシーで移動してその料金をクレジットカードで支払えば残りの旅行がすべてカバーされますので、ちょっとタクシー?と思わないで使うのも視野に入れるといいかもしれません。また、これの裏技として、90日以上旅行する人が、90日を超えてきたところで、同じ程度の保険が付帯しているカードを使って現地の公共機関の支払いをすることで、保険適用を事実上延長させる、なんて裏技を一ページを使って解説している人もいます。

三井住友VISAゴールドカードの場合

さて、年会費が10,000円に消費税、というゴールドカードですと、保障内容はどうなるのでしょうか。
担保項目保険金額
傷害死亡・後遺障害合計最高5,000万円
自動付帯分1,000万円
利用条件分4,000万円*
傷害治療費用
(1事故の限度額)
300万円
疾病治療費用
(1疾病の限度額)
300万円
賠償責任
(1事故の限度額)
5,000万円
携行品損害
[自己負担:1事故3,000円]
(1旅行中かつ1年間の限度額)
50万円
救援者費用
(1年間の限度額)
500万円

ざっくり、保障内容は2倍から5倍、程度になっていますが、クラシックカードとの大きな違いは、クラシックAカードと同じように、事前に旅費等を当該カードで支払わなくとも傷害死亡・後遺障害以外は自動的に付帯されるというところでしょうか。また、傷害死亡・後遺障害をフルに付帯させるには前述のように旅行中の公共機関の支払いをすることで開始する、というのも、クラシックAカードと同じです。

こうみると、さすがゴールド、と言う感じですよね。さらにプラチナカードになると。。。

担保項目保険金額
傷害死亡・後遺障害最高10,000万円
傷害治療費用
(1事故の限度額)
500万円
疾病治療費用
(1疾病の限度額)
500万円
賠償責任
(1事故の限度額)
10,000万円
携行品損害[自己負担:1事故3,000円]
(1旅行中かつ1年間の限度額)
100万円
救援者費用
(1年間の限度額)
1,000万円

ですので、下記に触れることににある、一般的に買われる保険に比較してクレジットカード付帯の保険が弱いとされる、傷害死亡・後遺障害以外がだいぶ近くなる、というところでしょうか。

さて、そんな保険ですが、だいたいいくら位でしょう。

と言って同等の保険が探せるかというと、実は一般的に売られている保険と微妙に条件が異なることから直接比較が出来なさそうです。

例えば、損害保険という意味でいちばん気をつけておきたい、他人様への損害賠償責任について、クレジットカードの付帯保険ですと、クラシックAですら 2,500万円ですが、売られているものは1億円が一般的です。また、疾患治療もクラシックAで 100万円、救援者費用も150万円、ですが、売られているものは1,000万円が一般的です。

また、一般的に値段の開示されている保険の値段に対する旅行日数も大抵30日までで、それ以上の長期になると別途提示というのが一般的です。といって、補償額を倍にするから値段を倍にする、期間も3倍になるので3倍にすればいい、という単純計算が成り立つわけではないのですが、所謂保険比較サイトによると、

担保項目保険金額
傷害死亡・後遺障害最高1,000万円
傷害治療費用
(1事故の限度額)
1,000万円
疾病治療費用
(1疾病の限度額)
1,000万円
賠償責任
(1事故の限度額)
10,000万円
携行品損害[自己負担:1事故3,000円]
(1旅行中かつ1年間の限度額)
30万円
救援者費用
(1年間の限度額)
1,000万円

という担保条件の保険のうち、90日の旅行に対して、一人をカバーするもので、一番高くつくだろう旅行先であるアフリカ・中南米への旅行を対象とした保険のなかで一番安いものは、三井住友海上さんで23,820円でした(出発時点で69才以下、2016年9月30日までの出発対象)。ちなみに、三井住友カードさんの付帯保険の保障引き受け会社さんも三井住友海上さんです。

これに近い保険を海外旅行の出発ごとに付帯してくれている、と思うと太っ腹!とか思いたくなりますが、実は、被保険者の数が増えれば増えるほど一人・一旅行当たりの保険料が下がっていきますので、クレジットカードの年会費を相当下回る保険料になっている、と思ってもよいかもしれません。

では本題。クレジットカードの旅行保険があれば自分で買う必要があるの?

事実、海外で診療行為を受けるとかなりの高額になる、というのはよく知られた事実で、これが骨折などになると100万円のオーダーでの出費を求められることになります。ですので、それを考えた場合に、前述のクレジットカードに付帯する保険ですべてが賄いきれそうでしょうか。三井住友カードさんの例でかんがえると、プラチナカード以外では、普通に売られている海外旅行保険のカバー内容の方が、実は現実に起きうる事故への対応に即した内容になっていると考えられます。

でも、あなたはこうも思われるかもしれません。

クレジットカードを複数持っているのだから、それぞれの保障額を積み上げれば売られている保険と同等以上の保障額になるのでは?

三井住友海上さんのQ&A にちょうどこの複数のカード保有やカードの付帯保険に追加で保険を買った場合に対する保障の仕方についての回答がありました。

【海外旅行保険】クレジットカードに海外旅行保険がもともとセットされています。別途海外旅行保険にも入ろうと思っているのですが、万が一事故が起きた際は両方から保険金が支払われるのでしょうか?

アンサーID : 1521   |    公開 2015年06月24日 08:11 AM   |    更新 2016年08月31日 07:24 PM
1.「クレジットカードにセットされている海外旅行保険」の他に、上乗せの保険として一般の「海外旅行保険」をご契約されている場合
傷害死亡保険金、傷害後遺障害保険金については両方から保険金をお支払いいたしますが、その他の保険金(傷害治療費用、疾病治療費用、携行品損害、賠償責任等)については両方を合わせて、実際にかかった費用や損害額が、お支払いの限度となります。
2.「海外旅行保険」がセットされた複数のカードを所有されている場合
傷害死亡保険金、傷害後遺障害保険金については法人カードとその他のカード別に、それぞれのカードにセットされている海外旅行保険契約のうち最も高い金額を限度としてお支払いたします。その他の保険金(傷害治療費用、疾病治療費用、携行品損害、賠償責任等)については上記1と同様です。

言い換えると、複数カードを持っていて治療費用や携行品損害については保障額の合算のメリットがありそうですが、傷害死亡保険金や後遺傷害保険金については最高金額のものしか適用にならない、ということです。現実的に費用や器物破損などの損害賠償が起こりやすい訳ですからそちらのカバーということで複数持つことにメリットがあるのかもしれませんが、だからと言って10枚持つのも現実的ではないのかもしれません。

また、この回答から読み取れることとして、クレジットカードを保有する場合の保険を購入する、というのはクレジットカードの付帯保険サービスに対して保障を買い増す、という扱いになる、ということです。

そう考えると、ステータス狙い、という嫌らしい(笑)表現をしてきた、ブラックカードを保有するメリットとして常にスタンバイされる海外保険サービス(これと同様の国内旅行や購入商品のプロテクションサービス)を使い倒す、という現実的な経済提起メリットがあるようにも見えてきましたし、逆にゴールドカード以下の通常のカードでマイレージの積み上げを目指していくときには、最後のご褒美の海外旅行ではカードで保険を買って次の旅行の足しにする、というのが安全安心、と言うことかもしれません。

いずれにせよ、クレジットカードの付帯保険サービスの保障内容といざと言う時の連絡先は、旅行前に確認する習慣を付けておきたいですね。

プロパーカードの醍醐味、ブラックカードの攻略法はこれだ!

その昔、まだ、日本のダイナースカードがシティバンクの傘下にあった頃、ここの管理人はブラックカードが持ってみたくて、シティバンクVisaカードのプラチナムカードとダイナースプレミアムカードの両方を頑張って手に入れたことがありましたとさ。

今ではそのカードは解約して、アメックスのプラチナカードに専念しているとかなんとかかんとか。どちらにしても見栄っ張りなんだってさ。

おしまい。

で、終わったら怒られますよね。で、当時の喜びをブログにアップしたのがこちらこちらこちらのその交渉の経緯なのですが、実はあまり詳細を書いてませんでした。しかも当時はGoogle の写真サービスだったPicasa が Google Photos に変わったことで写真のリンクもなくなっているし、ということで、その当時の写真をプライバシーを確保しつつもご紹介しながら、実際にどうやって手に入れたのか、お話ししていこうかと思います。当然、ずいぶん昔に手に入れたことやカード運営会社も変わっていることから、現在そのまま使えない可能性がある一方で、管理人本人は王道で攻めたつもりでいることから、国際ブランドのイシュアーと渡り合う時のいわゆる裏技ではない形で手に入れるならば、これをたどるといいでしょう、という感じで読んでいただけるといいかと思います。

ステップ1 : まずはプロパーのゴールドカードでしょ。

以前の記事の通り、いわゆるステータスカードの位置付けは自社管理のホワイトリストへの優遇措置の一環、でした。そうならば、ステータスカードの一つ下のカードを持っていればステップアップする、というのが王道ですよね。
ですが、クレジットカードの種類としてプロパーカードと提携カードがある中で、ステータスカードが存在するのが、特に最近増えている一部の航空会社との提携カードを除くとプロパーカードのみ、ですので、どんなに提携カードのゴールドカードを使い倒して信用履歴を積み上げてもそもそもそれより上のカードが存在しないのでステータスカードに招待してもらえない、のです。

ですので、プロパーカードのゴールドカードを持つ必要があるのです。

ステップ2:信用履歴を長くて問題ない形にする

まさに、ホワイトリストへの道、そのものですね。
クレジットカードでの買い物はすべてこのプロパーカードのゴールドカードに集約し、その支払いは確実に遅らせることなく、自動引き落としも空振らないように銀行残高を注意しながら使っていく、のです。そうすることでポイントがたまるものの、今欲しいのはポイントでどうこうすることではなく、ひたすらイシュアーにとって良いお客になることを徹するのです。
一番の疑問は、それをいつまで続けるの?という疑問ですよね。
最初に手に入れたステータスカードは実はそんなことを知る由もなかったので、気付いたら最初に提携カードを使い始めてから14年以上経過したところでした。その長期のお付き合いをフルに使った、ある意味の裏技を使って最初と2枚目のステータスカードを立て続けに2年以内に手に入れていますね。そういえば。とはいえ、考えてみれば事実上同じイシュアーでもあるので、これは参考にならないかもしれません。

とはいうものの、3枚目についても、ほぼ同時期にプロパーカードを使い始めて、2年程度に手に入れていますので、もしかしたら2年間で、年間の合計利用額を7桁まで引き上げる、というのが一つの目安になるかもしれません。

ちなみに、JCBさんに関しては準ステータスカードであるプレミアへの招待の基準がある決まった1年間の期間で消費税込みで100万円以上利用することと、会員向けメールサービスへの登録、と明示されていますので、年間の合計利用額を7桁以上にすることは一つの目安になると考えられます。

ステップ3:インビテーションを待つ

それだけ多くの額を毎年支払いを遅らせることなく使っていればいいお客様、ということを認めてもらい、ステータスカードへの招待状を送ってもらう、というのが流れになるでしょう。
でも、先方はどれくらいで気付いてくれるものでしょうか。
正直わかりません。
ですので、次の手を使う必要が出てくるのです。

ステップ4:インビテーションを請求する

何か日本語がおかしい、と思いますよね。招待状を請求する、って。でも、実はそれが手っ取り早くステータスカードを手に入れる方法なのです。ある意味インビテーションはイシュアーの定期的なルーティンの中で発行するかどうかの判断をし、発行するならば発行する、という気長なプロセスです。しかも、私たちの知らない基準、例えばステータスカードに見合った社会的地位(JCB the Class が以前申し込み制だった時の基準の一つが、40歳以上で勤務経歴10年以上、年収1200万円の会社勤務の役員、管理職で、JCBとの取引が3年以上、など)に見合うかどうか、なんてわからないのです。それならば、自分はインビテーションを受け取ってもおかしくないから、審査しろ、と持ちかける方が早いです。
実際に管理人も「インビテーションをくれないと辞めちゃうぞ」と言って、交渉の仕方を引き出したので、辞めるくらいなら高い年会費を払ってくれて残ってくれる人にステータスカードを渡した方が得策、とも考えるようです。
また、他者でステータスカードを持っていたというトークを入れることも実は効果があるようです。さすがにステータスカードを複数持つと年会費が大変なので乗り換えるだろう、という読みをしてきますので、そこをくすぐるのも実は効果が期待できるところです。

ステップ5:インビテーションに同封の申し込み書を送り返して信用審査を受ける

晴れてインビテーションが来たら、あとは必要事項を記載の上返送して信用審査を通るのを待つばかりです。特に利用制限額が従来のゴールドの時よりはるかに上回るので、先方だって実は慎重です。でも、ステップ1を考えれば問題ないですよね?

そうすると、忘れた頃に(笑)仰々しいパッケージに入ったカードやウェルカムパックの贅沢そうなペンなどの同封物が届きます。そうしたら、あなたはステータスカードホルダーとして、気持ちよい買い物が出来ようになるでしょう。

まとめ

という事で、結構直球ですが、案外3年程度の支払いのコミットメントでステータスカードを手に入れる事が出来るかもしれません。

ちなみに、管理人はアメリカンエクスプレスのセンチュリオンカードはまだトライしていません。 あれを持っていれば世界で一番混雑する空港と言われるロンドン・ヒースロー空港のファストトラックに行けるので並ばされている時間がファーストクラスのお客さんと同じくらい早くて快適、なのですが。。。プラチナカードだけでも年会費が高いのでその3倍程度すると言われるセンチュリオンカードについては申し込みに腰が引けてしまっています(笑)

他方で、プラチナカードはもしかしたら基準が下がっている可能性があります。というのも新設2年の会社のクレジットカードを創業以来アメリカンエクスプレスのゴールドカードにしていることからか、なんとプラチナカードへのインビテーションがが届いているのです。確かにそこそこ使っていますけど。。。。こちらを切り替えるべきか、未だに悩んでいますが。。。

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