その昔、まだ、日本のダイナースカードがシティバンクの傘下にあった頃、ここの管理人はブラックカードが持ってみたくて、シティバンクVisaカードのプラチナムカードとダイナースプレミアムカードの両方を頑張って手に入れたことがありましたとさ。
今ではそのカードは解約して、アメックスのプラチナカードに専念しているとかなんとかかんとか。どちらにしても見栄っ張りなんだってさ。
おしまい。
で、終わったら怒られますよね。で、当時の喜びをブログにアップしたのがこちらとこちらとこちらのその交渉の経緯なのですが、実はあまり詳細を書いてませんでした。しかも当時はGoogle の写真サービスだったPicasa が Google Photos に変わったことで写真のリンクもなくなっているし、ということで、その当時の写真をプライバシーを確保しつつもご紹介しながら、実際にどうやって手に入れたのか、お話ししていこうかと思います。当然、ずいぶん昔に手に入れたことやカード運営会社も変わっていることから、現在そのまま使えない可能性がある一方で、管理人本人は王道で攻めたつもりでいることから、国際ブランドのイシュアーと渡り合う時のいわゆる裏技ではない形で手に入れるならば、これをたどるといいでしょう、という感じで読んでいただけるといいかと思います。
ステップ1 : まずはプロパーのゴールドカードでしょ。
ですので、プロパーカードのゴールドカードを持つ必要があるのです。
ステップ2:信用履歴を長くて問題ない形にする
まさに、ホワイトリストへの道、そのものですね。
クレジットカードでの買い物はすべてこのプロパーカードのゴールドカードに集約し、その支払いは確実に遅らせることなく、自動引き落としも空振らないように銀行残高を注意しながら使っていく、のです。そうすることでポイントがたまるものの、今欲しいのはポイントでどうこうすることではなく、ひたすらイシュアーにとって良いお客になることを徹するのです。
一番の疑問は、それをいつまで続けるの?という疑問ですよね。
最初に手に入れたステータスカードは実はそんなことを知る由もなかったので、気付いたら最初に提携カードを使い始めてから14年以上経過したところでした。その長期のお付き合いをフルに使った、ある意味の裏技を使って最初と2枚目のステータスカードを立て続けに2年以内に手に入れていますね。そういえば。とはいえ、考えてみれば事実上同じイシュアーでもあるので、これは参考にならないかもしれません。
とはいうものの、3枚目についても、ほぼ同時期にプロパーカードを使い始めて、2年程度に手に入れていますので、もしかしたら2年間で、年間の合計利用額を7桁まで引き上げる、というのが一つの目安になるかもしれません。
ちなみに、JCBさんに関しては準ステータスカードであるプレミアへの招待の基準がある決まった1年間の期間で消費税込みで100万円以上利用することと、会員向けメールサービスへの登録、と明示されていますので、年間の合計利用額を7桁以上にすることは一つの目安になると考えられます。
ステップ3:インビテーションを待つ
それだけ多くの額を毎年支払いを遅らせることなく使っていればいいお客様、ということを認めてもらい、ステータスカードへの招待状を送ってもらう、というのが流れになるでしょう。
でも、先方はどれくらいで気付いてくれるものでしょうか。
正直わかりません。
ですので、次の手を使う必要が出てくるのです。
ステップ4:インビテーションを請求する
何か日本語がおかしい、と思いますよね。招待状を請求する、って。でも、実はそれが手っ取り早くステータスカードを手に入れる方法なのです。ある意味インビテーションはイシュアーの定期的なルーティンの中で発行するかどうかの判断をし、発行するならば発行する、という気長なプロセスです。しかも、私たちの知らない基準、例えばステータスカードに見合った社会的地位(JCB the Class が以前申し込み制だった時の基準の一つが、40歳以上で勤務経歴10年以上、年収1200万円の会社勤務の役員、管理職で、JCBとの取引が3年以上、など)に見合うかどうか、なんてわからないのです。それならば、自分はインビテーションを受け取ってもおかしくないから、審査しろ、と持ちかける方が早いです。
実際に管理人も「インビテーションをくれないと辞めちゃうぞ」と言って、交渉の仕方を引き出したので、辞めるくらいなら高い年会費を払ってくれて残ってくれる人にステータスカードを渡した方が得策、とも考えるようです。
また、他者でステータスカードを持っていたというトークを入れることも実は効果があるようです。さすがにステータスカードを複数持つと年会費が大変なので乗り換えるだろう、という読みをしてきますので、そこをくすぐるのも実は効果が期待できるところです。
ステップ5:インビテーションに同封の申し込み書を送り返して信用審査を受ける
晴れてインビテーションが来たら、あとは必要事項を記載の上返送して信用審査を通るのを待つばかりです。特に利用制限額が従来のゴールドの時よりはるかに上回るので、先方だって実は慎重です。でも、ステップ1を考えれば問題ないですよね?
そうすると、忘れた頃に(笑)仰々しいパッケージに入ったカードやウェルカムパックの贅沢そうなペンなどの同封物が届きます。そうしたら、あなたはステータスカードホルダーとして、気持ちよい買い物が出来ようになるでしょう。
まとめ
という事で、結構直球ですが、案外3年程度の支払いのコミットメントでステータスカードを手に入れる事が出来るかもしれません。
ちなみに、管理人はアメリカンエクスプレスのセンチュリオンカードはまだトライしていません。 あれを持っていれば世界で一番混雑する空港と言われるロンドン・ヒースロー空港のファストトラックに行けるので並ばされている時間がファーストクラスのお客さんと同じくらい早くて快適、なのですが。。。プラチナカードだけでも年会費が高いのでその3倍程度すると言われるセンチュリオンカードについては申し込みに腰が引けてしまっています(笑)
他方で、プラチナカードはもしかしたら基準が下がっている可能性があります。というのも新設2年の会社のクレジットカードを創業以来アメリカンエクスプレスのゴールドカードにしていることからか、なんとプラチナカードへのインビテーションがが届いているのです。確かにそこそこ使っていますけど。。。。こちらを切り替えるべきか、未だに悩んでいますが。。。