楽天カードの攻略法 – カード利用で楽天スーパーポイントがつく、このお得感が際立つのはやはり楽天市場でのショッピングの時!

この数年、テレビコマーシャルで一際インパクトの強い楽天カードさんの攻略法を見ていきます。

楽天カードさんとは?

楽天カードさんとは、日本最大級のオンラインショップ楽天市場を擁する楽天グループ傘下にあるクレジットカード会社さんです。もともとはオリックスとあおぞら銀行の合弁会社として設立されたあおぞらカードとしてカードローン会社としてスタートしたのですが、2004年に楽天グループの傘下に入った後にグループ内の事業再編をいろいろ経た今、カード会員数が1200万人と大手カード会社の一つに数えられるほどに成長した会社さんです。

どんなカードを発行しているの?

カードの一覧をご覧いただくカードの一覧をご覧いただくとわかるのですが、自社ブランドのカードをメインとして、自社ブランドカードの最高峰である楽天プレミアムカードや、学生さん向けのカード、ANA との提携カード、楽天グループの銀行である楽天銀行さんのキャッシュカードとの一体型カード、そして、楽天グループがサポートしているヴィッセル神戸オフィシャルサポーターズカード V-Style などがあります。

カードのメリットは?

楽天カードさんの一番の強みはポイント制度でしょう。もともと楽天市場で会員登録をして買い物をすると、それだけで100円ごとに1ポイントの楽天スーパーポイントが付与され、この1ポイントは1円換算で次の買い物で使えます。そのポイントをカードの利用ごとに100円につき1ポイント付与する仕組みを取っていますので、普通に Visaやマスターカード、JCB の加盟店さんでお買い物をしても、楽天スーパーポイントが付与されます。

しかし、楽天市場で利用した場合にはもともとの100円ごとの1ポイントとクレジットカード利用の100円ごとの1ポイントの2倍状態に上乗せして、カード利用特典ポイントとして100円ごとに2ポイント付与するという、結果として100円ごとに4ポイントつく大盤振る舞いをしてくれます。この時点で単純に年会費などを考慮せずに還元率が 4%と、ポイント制度として異例の高還元率を誇るカードと言えます。

この他に、最近見かけるようになった街の中のポイント加盟店(ガソリンスタンドや、エステ、紳士服など)でカード利用すると最大で 3倍、ということは 100円ごとに3ポイントが最大付与される、ということです。還元率が 3%ですか、凄すぎます。

なお、年会費なのですが、楽天プレミアムカードは年会費が 10,000円に消費税(家族カードについては一枚ごとに5,000円に消費税)かかりますが、それ以外のカードは下記のANA との提携カード(下記参照のこと)とビジネス用のカード(楽天プレミアムカードに加入後に申し込む必要があり、年会費も 2,000円に消費税が別途かかります)以外はどれも永年無料という太っ腹!ですので、還元率の計算は単純に

4%とか3%とかで

考えても十分でしょう。

この他に電子マネーである楽天Edy が搭載されているのでトップアップすればそれでコンビニなどの小額の買い物もできる上に200円のEdy の利用ごとに1ポイントが付与されます。とことん、ポイントに還元してくれますね。

マイレージでどこまでお得感が出る?

さて、楽天プレミアム・カードで計算したらすごいことになったので、こちらの一般カードで最大4%の還元率をマイレージサービスに当てようとするとどうなるか見てみたいと思います。

国内旅行の場合

国内旅行の目標は12,000マイルでした。楽天ポイントは 2ポイントでANA 1マイルと交換できましたので、12,000マイルの為には 24,000ポイントが必要、でしたね。これが4%の還元率を誇る楽天カードだと幾ら楽天市場で買い物をすればよいかと言うと。。。

24,000 / 4 x 100 = 600,000 円

ですね。これに、いつものマイル換算時の還元率の公式を当てはめると。。。

48,580 / 600,000 x 100 = 8.10%

って、ちょっと通常の還元率を考えてみるとよすぎじゃないか?と思うものの、楽天市場で24,000円の価値がマイルに置き換えたら 48,580円になるのですから、お得感が当然に高まりますよね。8%という数字は楽天市場で買い物をしまくったら、という前提ですが、悪くはないのでしょうね。

海外旅行の場合

同じようにいきましょう。60,000マイルが必要ですので120,000ポイントが必要でしたが、楽天カードを使って楽天市場で買い物をいくらすればよいかと言うと。。。

120,000 / 4 X 100 = 3,000,000円

ですね。同じく海外旅行の公式に当てはめると。。。

443,120 / 3,000,000 x 100 = 14.77%

現実に年間で300万円を楽天市場で買い物をするかどうか、は、さておいたとしても、その前提でここまで高い還元率になるとは充分驚きです。

楽天カードに死角はないの?

ANAとの提携カードはありますが、ポイント制度の異様なまでの高還元率を見るとどうしても見劣りするのは否めません。ポイントとマイルの選択が可能なものの、マイルコースですと、200円ごとに1マイルの付与、ということですので、国内旅行の12,000マイルを目指すには普通に買い物をするならば240万円の利用が必要となるので、年会費を考慮に入れないと

48,580 / 2,400,000 x 100 = 2.02%

と、単純にポイントより還元率が悪く見えてしまいます。とはいうものの、世の中のマイレージカードも、(ゴールドやプラチナではない)一般カードではカード利用 200円ごとに1マイルになってきているため、同種のカードと比べれば遜色もないですし、実は年会費も初年度無料、2年目以降も前年度に一回でもカードを利用したら無料、仮に利用しなかったとしても、年額 500円に消費税を乗せたもの、ですのでそれでも十分かもしれません。
そう考えると、相対的な議論になりますが、楽天市場以外での買い物の時にはどうしても普通なカード、と言わざるを得ないかもしれません。

まとめ

改めて調べて感じたのは、楽天カードは楽天市場での買い物専用にしてひたすらポイント還元を狙っていくことで 4%の還元率を享受するのが一番のようです。当然、楽天市場以外での買い物ですら 1%の還元率がありますが、その還元されたポイントは楽天市場で使って初めて1%なり4%なりの還元率を享受できますが、楽天Point Club を見ている限り、このポイントは楽天市場以外での利用は ANA へのマイレージへの交換ではあるものの、上述のような 200円で1マイルと同じ交換率ですので、海外旅行への交換の時にやっとポイントの還元率と肩を並べられる、という感じです。ですが、そのために楽天市場以外で1,200万円の買い物をするかというと、ちょっと現実的ではないですよね。ですので、楽天市場のヘビーユーザーなあなたならば、これはオススメです。


クレジットカード比較用指標

  • ポイント還元率: 通常 1% (楽天市場での利用ので最大 4%)
  • マイレージ還元率:国内旅行: 通常 2.02%  (楽天市場での利用ので最大 8.10%)
  • マイレージ還元率:海外旅行 : 通常 443,120 / 12,000,000 x 100 = 3.69%  (楽天市場での利用ので最大 14.77%)

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